介護タクシー開業への道!メーター取り付けで実感した準備の大切さ
介護タクシー開業に向けて、ついに車が納車されました!わくわくする気持ちと同時に、いよいよだなという実感が湧いてきます。
鍵となる車がようやく手元に届き、次なるステップとして、タクシーメーターの取り付けを依頼しました。信頼のおける二葉計器という企業に車を預け、これから先の道のりに必要な装備を整えていきます。
開業にあたって、避けて通れないのがタクシーメーターの取り付けです。今回は、計測機器メーカーとして有名な二葉計器さんに依頼することにしました。
二葉計器株式会社は、日本国内を中心に計測機器や産業用センサーの開発・販売を手掛ける企業です。特に高度な計測技術を駆使した製品を提供しており、航空や宇宙、船舶から自動車に至るまで、多岐にわたる分野で欠かせない存在となっています。
一歩足を踏み入れると、担当の方が温かく迎えてくれました。そして、メーター取り付けに関する詳細な説明が始まります。
まず驚いたのは、メーターのプリンターの設定に関する細かさです。領収書に記載する社名や屋号、住所や電話番号の印字方法など、事前に決めておくべき項目がこんなにたくさんあるとは知りませんでした。
「領収書? 領収証? どっちがいいんだろう…」
普段何気なく受け取っている領収書ですが、いざ自分が発行する側になると、こんなにも細かい決まり事があるのかと驚きの連続です。
↑ 待合室の写真です。
次に、メーター本体、スーパーサイン、プリンターそれぞれの設置場所決めです。
メーター自体の取り付け位置については、乗客に見えやすい場所に取り付ける必要があるとのアドバイスを受けました。一般的には、ナビゲーションの横か上に設置されることが多いということでしたが、私はナビの横に取り付けることに決めました。スーパーサインの配置に関しても検討が求められました。助手席の前方ガラス付近か、もう少し手前の位置(例えばエアバッグの上)といった選択肢がありましたが、運転の安全性を考え、手前側に設置することにしました。
スーパーサインは、助手席のダッシュボード上か、エアバッグの上に設置するケースが多いようです。視界の広さを考慮し、今回はエアバッグの上に設置することにしました。
プリンターは運転席と助手席の間の床に設置。ただし、将来的に収納ボックスを置く可能性も考えて、配線コードは長めに確保してもらうようにお願いしました。後ほどボックスを置くことを考慮し、コードを少し長めにしてもらうことにしました。このような細やかな調整が、後々の運行において重要な役割を果たします。
そして、ここで予想外の事態が発生!
実は、納車時期が冬だったため、車はスタッドレスタイヤを装着していました。しかし、二葉計器さんによると、タイヤの種類が変わると再検査が必要とのこと。
「えーっ! ラジアルタイヤに戻す時にまた検査が必要なんですか?」
まさかタイヤ交換で再検査が必要だとは…。時間と費用を考えると、ここでメーター取り付けを延期するわけにもいきません。悩んだ末、今回はスタッドレスタイヤのまま取り付けをしてもらうことにしました。
今回のメーター取り付けを通して、事前に準備しておくべきことの多さを痛感しました。もし、事前にタイヤ交換の件を知っていたら…と少し後悔しています。
これから介護タクシーを開業される方は、私のような失敗をしないように、事前にしっかりと情報収集することをおすすめします!
今後、同様の状況に直面する方々にとっての参考になればと、この記事を書いています。
今回の経験を通して、介護タクシー開業には、車の準備だけでなく、細かい部分まで気を配ることが重要だと改めて実感しました。介護タクシーの開業には、多くの準備と決断が必要です。しかし、こうした手順を一つひとつ確実にこなし、信頼できるパートナー企業と連携することで、安心してスタートを切ることができると考えています。これから迎える新しい挑戦に、期待と不安が入り混じりますが、一人ひとりのお客様に寄り添ったサービスを提供できるよう、引き続き準備を進めてまいります。