介護タクシーの許可を取るまで③ 運輸支局への申請から許可が下りるまで ― 実際にかかった期間と、待つ間に感じたこと
たくどん「前回、書類がやっとそろったところまで聞いたね。次はいよいよ提出?」
なすどん「そう。今回は書類を提出してから、実際に許可が下りるまでの話をするね」
たくどん「提出したらすぐ許可が下りるの?」
なすどん「それが、結構待つんだよ。待つ間にもいろいろあったの」
こんにちは、どんちゃんです。「介護タクシーの許可を取るまで」シリーズ第3回は、書類をそろえて運輸支局へ申請してから、実際に許可が下りるまでの流れについてです。
このシリーズの記事
①許可の種類を知る
②必要な書類をそろえる
③運輸支局への申請から許可が下りるまでの流れ(この記事)
④許可が下りてから開業までにやったこと
この記事の内容
・申請書を提出したあとの流れ
・補正の連絡がきたときのこと
・法令試験を受けた話
・実際にかかった期間と、待つ間の気持ち
申請書を提出したあとの流れ
そろえた書類一式を管轄の運輸支局の窓口に提出すると、まず担当の方が書類の抜け漏れをその場である程度確認してくれました。とはいえ受理されたからといってすぐ審査が終わるわけではなく、そこから実際に事業計画や添付書類の中身を細かく審査していく期間が始まります。私の場合、提出から結果が出るまでにおおよそ2〜3か月ほどかかりました。※審査にかかる期間は運輸支局や時期、申請内容によって変わるため、あくまで私の体験としての目安です。正確な見込み期間は、必ず申請先の運輸支局にご確認ください。
補正の連絡がきたときのこと
審査の途中、運輸支局から「この書類にもう少し詳しい記載を追加してほしい」「この数字の根拠となる資料を出してほしい」といった、いわゆる補正の連絡が何度か入りました。事業計画書の一部を書き直したり、資金計画の裏付け資料を追加で取り寄せたりと、その都度対応する必要があり、ここでもまた時間がかかりました。連絡が来るたびに「今度は何を直せばいいんだろう」と身構えていましたが、担当の方は電話でもとても丁寧に説明してくれたので、分からないことはそのつど確認しながら一つずつクリアしていきました。
法令試験を受けた話
審査の過程では、事業を始めるにあたって法令に関する知識を確認する試験(法令試験)を受ける必要がありました。運送に関する法律や安全管理のルールなど、慣れない分野の勉強をゼロから始めることになり、正直かなり緊張しました。看護師として医療の勉強は積み重ねてきましたが、運送事業の法令はまったく畑違いだったので、テキストを読み込んだり、運輸支局の窓口で聞いたりしながら準備しました。※法令試験の有無や内容、実施方法は申請する許可の種類や地域によって異なる場合があるため、詳しくは管轄の運輸支局にご確認ください。
実際にかかった期間と、待つ間の気持ち
書類の提出から補正のやりとり、法令試験を経て、実際に許可が下りるまでには、思っていたよりも長い時間がかかりました。この間、車両の準備や資金の手配など他の作業も並行して進めていましたが、「本当に許可が下りるのだろうか」という不安がずっと頭の片隅にあったのを覚えています。訪問看護の仕事を続けながらの準備だったので、夜勤明けや休みの日に書類を見直したり、運輸支局に電話をかけたりする時間を作るのも、なかなか大変でした。それでも一つずつ確認しながら進めたことで、無事に許可通知を受け取ることができたときは、ほっとすると同時に、ようやくスタートラインに立てたという実感がありました。
まとめ
今回は、運輸支局への申請から実際に許可が下りるまでの流れと、その間に感じたことについて振り返りました。審査にかかる期間や補正のやりとり、法令試験の有無は、事業形態や地域によって変わることがあるため、実際に申請を検討されている方は、必ず管轄の運輸支局にご確認ください。次回は、許可が下りてから実際に開業するまでにやったことについて書く予定です。
次回の記事
④許可が下りてから開業までにやったこと
