介護タクシーの許可を取るまで② 必要な書類をそろえる ― 事業計画書・資金計画・車両まわり、私が準備したもの
たくどん「前回、許可の種類の話をしてくれたよね。次はどうするの?」
なすどん「許可の種類が決まったら、今度は申請のための書類をそろえる番なんだよ」
たくどん「書類ってそんなにたくさんあるの?」
なすどん「うん、結構あるよ。今日は私が実際にそろえたものを紹介するね」
こんにちは、どんちゃんです。「介護タクシーの許可を取るまで」シリーズ第2回は、開業準備の中でも特に時間がかかった「必要書類をそろえる」段階についてです。
このシリーズの記事
①許可の種類を知る
②必要な書類をそろえる(この記事)
③運輸支局への申請から許可が下りるまでの流れ(準備中)
④許可が下りてから開業までにやったこと(準備中)
この記事の内容
・事業計画書には何を書くのか
・資金計画で準備したもの
・車両まわりでそろえた書類
・書類集めで大変だったこと
事業計画書には何を書くのか
申請の中心になるのが事業計画書です。どんな車両で、どのエリアで、どんな方を対象に、どのくらいの規模で営業していくのかを具体的に書いていきます。私の場合は、看護師として働く中で感じてきた「通院や外出の移動で困っている高齢者・障がいのある方の力になりたい」という思いを軸に、対応エリアや対応人数、営業時間の見込みなどを一つひとつ整理しました。頭の中でぼんやり考えていたことを紙に書き出す作業だったので、思っていた以上に時間がかかりました。※事業計画書に記載すべき項目や様式は運輸支局によって案内が異なる場合があるため、実際に申請される方は必ず管轄の運輸支局にご確認ください。
資金計画で準備したもの
資金計画では、車両購入費や改造費、保険料、開業後しばらくの運転資金などを見積もり、その裏付けとなる書類(残高証明書や見積書など)をそろえます。福祉車両は一般の車両より購入・改造費がかかるため、想定より資金計画の作成に時間を要しました。見積もりを取る業者を何社か比較したり、必要な自己資金の目安を確認したりと、地道な作業の積み重ねでした。
車両まわりでそろえた書類
車椅子やストレッチャーのまま乗車できる福祉車両を使うため、車検証や車両の仕様がわかる書類、車庫証明に関する書類なども必要でした。営業所や車庫の使用権原(自分の持ち物か、賃貸なのか)を示す書類も求められ、賃貸の場合は契約書の写しなどを準備しました。私は自宅の車庫を営業所兼車庫として使う形で申請を進めましたが、この点も地域や事業形態によって扱いが変わることがあるようです。
書類集めで大変だったこと
一番大変だったのは、書類の種類が多く、それぞれ取得先や有効期限が違うことでした。開業資金を少しでも抑えたかったので、行政書士には依頼せず、書類作成から手続きまで自分で進めることに決めました。分からないことが出てくるたびに運輸支局へ電話で問い合わせたり、インターネットで調べたりしながら一つずつ確認していきましたが、専門的な内容も多く、正直かなり苦労しました。役所や金融機関を何度も行き来し、看護師として夜勤明けの合間を縫って窓口に足を運んだこともあります。それでも自分で調べて理解できたことは、その後の運営にも役立っていると感じています。
まとめ
今回は、介護タクシーの許可申請のために私がそろえた書類について、事業計画書・資金計画・車両まわりの3つに分けて振り返りました。必要な書類や様式は事業形態や地域(管轄の運輸支局)によって異なる場合があるため、実際に開業を検討されている方は、必ず管轄の運輸支局や行政書士にご確認ください。次回は、実際に申請してから許可が下りるまでの流れと、その間にかかった期間や大変だったことについて書く予定です。
次回の記事
③運輸支局への申請から許可が下りるまでの流れ(準備中)
