たくどんたくどん「介護タクシーって、車椅子のまま乗れるんだよね?どうやって車の中に入れるの?」

なすどん「引き出し式のスロープと、電動のウインチを使うんですよ。今日はその様子を紹介しますね」なすどん

たくどんたくどん「へえ、それなら安心して任せられそうだね」

この記事の内容
・車椅子ごと車内へ、スロープとウインチの仕組み
・スロープを上がる車椅子、ずっと支えながら見守ります
・車内での固定 ― 前後2つのフックでしっかり止める
・運転席の後ろに乗っていただく理由
・まとめ

車椅子ごと車内へ、スロープとウインチの仕組み

こんにちは、どんちゃんです。私の車は、バックドアを開けると車高が下がり、引き出し式のスロープを使って車椅子に乗ったまま車内に乗り込んでいただける仕様になっています。車椅子には専用のフックをかけ、電動ウインチのワイヤーで前から引き込みます。ウインチのスイッチはワイヤレスリモコンになっていて、私が手元で操作します。押したり引いたりする力のほとんどはウインチが担ってくれますが、車椅子には上り始めから車内に入るまでずっと手を添え、支えながら進めています。

引き出し式スロープに乗った車椅子とウインチのワイヤー

スロープを上がる車椅子、ずっと支えながら見守ります

写真は、スロープの上を車椅子が進んでいくところです。手前に伸びているのがウインチのワイヤーで、これが車椅子をゆっくりと車内へ引き込んでいきます。ワイヤーに任せきりにするのではなく、上り始めてから車内に入りきるまで、私はずっと車椅子に手を添えて支えています。急な動きや傾きにもすぐ対応できるよう、目を離さないようにしています。

車内での固定 ― 前後2つのフックでしっかり止める

車内に入ったあとは、車椅子をしっかり固定します。前側はそのままウインチのフックを使い、後ろ側は車体に備えつけられた別のフックを使います。後部用のフックを2箇所引っ掛け、前後から引っ張り合う形で車椅子を固定する「ベルト/ワイヤー式」の固定方法です。固定が終わったら、シートベルトも着用していただきます。

車内で前後のフックにより固定された車椅子

運転席の後ろに乗っていただく理由

車椅子は、運転席のすぐ後ろ、セカンドシートの位置に固定されます。ご家族が同乗される場合は、運転席の後ろに座っていただくことが多いのですが、こうすることでご本人とご家族が横並びで座れる形になります。移動中も顔を見ながら会話できるので、ご本人にもご家族にも安心していただけているように感じます。

運転席側から見た、固定済みの車椅子と車内の様子

まとめ

スロープとウインチを使うことで、車椅子に乗ったまま、負担の少ない形で車内まで移動していただけます。固定もしっかり行ったうえで出発しますので、車椅子での移動に不安がある方も、まずは一度ご相談いただければと思います。