たくどんたくどん「どんちゃんって、午前は介護タクシーで、午後は訪問看護師として動く日もあるんだよね」

なすどん「そうなんです。同じ1日の中で、運転士としての顔と看護師としての顔、両方使う日がわりとあります」なすどん

たくどんたくどん「体は大変そうだけど、見えてくるものも多そうだね」

この記事の内容
・午前 介護タクシーとして病院へ向かう
・午後 訪問看護師として自宅を回る
・同じ「高齢者と関わる仕事」でも見え方が違う
・まとめ

午前 介護タクシーとして病院へ向かう

こんにちは、どんちゃんです。私は訪問看護師と介護タクシーのドライバーを兼ねていて、午前は送迎、午後は訪問看護というふうに1日の中で両方の仕事をする日があります。今日はそんな1日を振り返りながら、見えてきたことをお話ししたいと思います。

午前の介護タクシーでは、車椅子やストレッチャーに乗ったままご乗車いただける車両で、通院の送迎を行います。ご自宅までお迎えに伺い、車椅子を車体にしっかり固定し、シートベルトを着用していただいたうえで出発します。運転中は法定速度を守り、路面の段差にも注意を払いながら、ご様子に変わりがないかをさりげなく確認しています。病院に着いたら、受付や会計のお手伝い、必要に応じて診察室への同行まで行うこともあります。この時間帯は「安全に、時間通りに、目的地までお連れする」という移動そのものに意識が向いています。

午後 訪問看護師として自宅を回る

午後は一転して、訪問看護師として利用者さんのご自宅を回ります。血圧や体温などのバイタルチェック、服薬の状況の確認、生活環境に変わったところがないかの観察など、内容はケアプランによってさまざまです。訪問看護は、ご自宅での療養生活そのものを支える役割なので、午前の「移動」とはまた違った視点で利用者さんと向き合う時間になります。

玄関を上がった瞬間の表情や、部屋の中の様子、「今日はあまり食欲がなくて」といった一言など、ご自宅ならではの情報がたくさん入ってきます。気になる変化があれば、その場で判断を急がず、主治医やケアマネジャーと情報を共有しながら対応を考えるようにしています。

同じ「高齢者と関わる仕事」でも見え方が違う

午前の介護タクシーと午後の訪問看護、どちらも高齢者と関わる仕事という点は同じですが、見えてくるものはずいぶん違います。介護タクシーでは「外に出る」ことそのものを支え、訪問看護では「家で暮らし続ける」ことを支えている、という違いを1日の中で肌で感じることが多いです。

・介護タクシー:通院や外出という「移動」の場面を支える
・訪問看護:ご自宅での療養生活という「暮らし」の場面を支える
・両方を経験しているからこそ、同じ方の変化に気づきやすいと感じる瞬間がある

たとえば、訪問看護でお会いしている方を、後日介護タクシーの送迎でお迎えすることもあります。そういうときは、ご自宅での様子を知っているからこそ、車内での声かけの仕方が自然と変わってきます。医療的な判断はあくまで看護師としての役割の中で行うものですが、看護師として学んできた「様子の変化に気づく視点」は、運転士としての仕事の中でも活きていると感じています。

まとめ

午前は介護タクシー、午後は訪問看護という1日を過ごしてみて、あらためて「移動」と「暮らし」はどちらも高齢者の生活を支えるうえで欠かせないものだと感じました。どちらか一方だけでは見えてこないことも、両方の立場で関わることで気づけることがあります。これからも、この2つの仕事をそれぞれ大切にしながら、北摂・高槻・茨木エリアで皆さんの安心な移動と暮らしを支えていきたいと思います。