たくどんたくどん「もうすぐ9月ですね。涼しくなってきたら、また通院や外出の予定を入れたくなる時期じゃないですか?」

なすどん「そうですね。実はこの時期、初めてご利用いただく方から『当日は何を用意しておけばいいですか?』とよく聞かれるんです」

たくどんたくどん「今日はそのあたり、実際の現場目線でまとめてみましょう」

この記事の内容
・介護保険証や診察券などの書類まわり
・お薬とお薬手帳の準備
・車椅子や杖など普段使っている福祉用具
・服装と気温対策
・当日あわてないための最終チェック
・まとめ

介護保険証や診察券などの書類まわり

通院で介護タクシーをご利用いただく場合、まず確認していただきたいのが書類まわりです。診察券、健康保険証、介護保険証、お薬手帳、必要に応じて紹介状などをひとまとめにしておくと安心です。病院の受付でカバンの中を探し回ると、ご本人もご家族も焦ってしまいますし、順番を待たせてしまうこともあります。私たちがお迎えにあがった際にも、これらの書類が一か所にまとまっていると、乗車前の最終確認がとてもスムーズになります。専用のクリアファイルやポーチを一つ用意し、普段からそこに入れておく習慣をつけておくと、急な受診の際にも慌てずに済みます。

お薬とお薬手帳の準備

普段服用しているお薬と、体調によって使う頓服薬がある場合は、忘れずに準備しておきましょう。お薬手帳も一緒に持っていくと、受診先の医師や薬剤師がすぐに服薬状況を把握でき、診察がスムーズに進みます。長めの外出になる場合は、念のため一回分多めに用意しておくと安心です。私自身、看護師として現場に出る中で、お薬の飲み忘れや飲み合わせについて相談を受けることがよくあります。気になる症状や薬の効き方については自己判断せず、必ず主治医や薬剤師に相談していただくようお願いしています。

車椅子や杖など普段使っている福祉用具

車椅子や杖、歩行器などを普段からお使いの場合は、住み慣れたご自宅で使っているものをそのままご持参いただくのが一番です。使い慣れた用具のほうが、ご本人も安心して移乗できますし、車内での固定もいつも同じ手順で対応できるため、私たち側の準備もスムーズになります。もし当日使う用具がいつもと違う、あるいは初めて車椅子を使う、という場合は、ご予約の段階で一言お伝えいただけると、当日それに合わせた車両や固定方法を用意してお迎えにあがれます。

服装と気温対策

9月に入ると、日中はまだ蒸し暑い日がある一方で、朝晩はぐっと涼しくなる日も増えてきます。この寒暖差は、思っている以上に体への負担になりやすい時期です。脱ぎ着しやすい服装を選び、羽織るものを一枚多めに用意しておくと、車内や病院内の空調にも対応しやすくなります。あわせて、水分補給用の飲み物を持参していただくこともおすすめしています。移動時間が長くなる場合は、車内でも無理なく水分を取っていただけるようお声がけしています。

当日あわてないための最終チェック

ご予約の際にお伝えいただいた目的地やお迎え時間、必要な機材などの内容は、当日もう一度確認しておくと安心です。体調に変化がある場合は、当日の朝でも構いませんので、遠慮なくお電話でお知らせください。予定を調整させていただきます。不安な点や気になることがあれば、事前のご相談の段階でお伝えいただくほど、当日の対応がスムーズになります。私たちも、ご本人・ご家族が安心して外出できるよう、一つひとつ丁寧に確認しながらお迎えにあがっています。

まとめ

介護タクシーを気持ちよくご利用いただくために、書類・お薬・普段使いの福祉用具・服装・当日の最終確認という5つのポイントをご紹介しました。特別な準備というより、普段の生活の延長でできることばかりです。少しでも不安な点があれば、遠慮なくご予約の際にお伝えください。次回も、現場で感じたことを引き続きお伝えしていきます。